Vol.38 |
神宮への道 参宮線 第30週 7月23日〜7月29日 |
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夏の雲を見上げて白いディーゼルカーが走る この写真はDVD「魅惑の鉄道風景 七曜週めくり」の映像から取り込みました |
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参宮線は紀勢本線の多気と伊勢神宮に近い鳥羽を結ぶ行き止まりのローカル線で、伊勢湾に沿って走る区間では、波静かな海の風景を楽しむことができる。伊勢への観光は併走する近鉄に軍配が上がり、参宮線の方は地元の足として運転されているように見える。のんびりとしたローカル線の雰囲気が魅力の路線だ。 |
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本州の梅雨もようやく終わり、真っ青な空に真っ白な雲が浮かぶ頃、参宮線の宮川鉄橋を訪れた。かつて蒸気機関車が長い客車を引いて渡った特徴のある鉄橋を、今では単行のディーゼルカーが軽快に駆け抜けて行く。 国土交通省から一級河川の水質状況が発表された。2003年のベストを見ると上位3位までが北海道で、4位が三重県の宮川となっている。本州でいちばん澄んでいる川なのだ。撮影が終わって眺めた川には小さな魚が群れをなして泳ぎ、河口に近いというのに渓谷の水のように澄んでいる。思わず真夏の太陽に火照った顔を川の水で冷やす。ほっとして見た川面には白い雲と鉄橋が映っている。そこには夏のローカル線の風景があった。 |
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ワンポイントフィールドガイド:参宮線 宮川−山田上口 |
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特徴あるトラスの長い鉄橋をさつえいするポイント。A地点には山田上口駅が近い。現在では1〜2両のローカル車両が主な被写体となるために、鉄橋の長さとバランスを考えて撮影したい。レンズは広角から望遠まで自由に選ぶことができる。昼頃から午後にかけての光線状態が良い。 |
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実際に撮影に行かれる場合は、週刊週めくりメニュー下にある、ご注意を必ずお読みください |
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