Vol.41

黒潮の道
紀勢本線

  
 第33週 8月13日〜8月19日

 
  

夏の海と夏の雲、そこを空色の特急が走る
        この写真はDVD「魅惑の鉄道風景 七曜週めくり」の映像から取り込みました
  
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 紀勢本線は紀伊半島の海岸線に沿って、関西と中京圏を結ぶ路線。この路線のうち、新宮を境に名古屋側はJR東海の範囲で非電化の区間、また大阪側はJR西日本の範囲で電化されている。両方の区間ともローカル列車の通学列車が走るほかは、観光地への特急が走る路線としての色合いが強い路線でもある。
 
 
 夏になると紀勢本線に行きたくなる。海を見ながら走り、反対側の山は深い緑色に染まる、青い空や白い雲・・・どこを見ても夏色の路線だ。そこを走る列車、オーシャンアローやくろしおも夏の雰囲気いっぱいの青い色だ。この路線を撮影する時に気になるのが、潮の干満だ。長く広がる岩場があり、干潮の時には沖まで岩が見える。撮影をしていると、海がファインダーに入らず、岩ばかりの写真になってしまうことがある。こんな時には釣り情報の載った地元のスポーツ新聞を買って、潮の干満の情報を見てから撮影に行っている。満潮の時には線路脇まで波が押し寄せ、海列車の雰囲気を良く出してくれるのだ。
 干潮の日に、ちょっと撮影を休んで岩場で遊んでみた。岩場に残されたプールで泳ぎながら見ていると、イソギンチャクや海老や色々な種類の貝・・・・いつまでも飽きない岩場の遊び、たまにはいかがだろう。もちろん、潮が満ちてきたら、また撮影に・・・

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ワンポイントフィールドガイド: 紀勢本線 切目−岩代
 
  
 海に沿って走る特急列車を撮影するポイント。A地点はTOP映像を撮影したポイントで、岬に向かう道を行き、終点近くの広場にある木製の展望台から撮影する。午前中が順光になる。望遠で列車中心に撮影するもの良いし、広めのレンズで砂浜や海をいっぱいに入れて撮影する事もできる。近年展望台前の木が伸びつつあるようなので、撮影前に確認が必要だ。B地点は防波堤に沿って走る列車を撮影するポイント。砂浜から切り通しの丘に登って一番切目側からの撮影になる。干潮時には岩が広がるので、満潮の頃に訪れたいポイント。
 
 
 
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実際に撮影に行かれる場合は、週刊週めくりメニュー下にある、ご注意を必ずお読みください
 

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