Vol.32

有明海を眺めて
     長崎本線

  
 第24週 6月11日〜6月17日

  

有明海を眺めて白い特急かもめが走る
        この写真はDVD「魅惑の鉄道風景 七曜週めくり」の映像から取り込みました
  
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 干満の差が最大で6メートルにもなるという有明海、干潮の時には見渡す限りの干潟が現れる。港に作られた船着場は干潮の時には干潟に浮いたコンクリートとなり、満潮の時には電信柱とともに海に沈む。干満の差があっても使えるように傾斜の付いた独特の構造になっているのが見える。
 この有明海を眺めながら走るのが長崎本線、近年走り始めた真っ白な特急かもめは、青い海、そしてどこまでも広がる干潟に良く似合っている。

 
 
 梅雨の始まるこの季節、どんよりとした日が続いたあとの晴れ間は、いちだんときれいに見える。港が一望に見渡せるみかん畑に登ると有明海を挟んだ遠く熊本が見える。春霞も少しおさまった海をバックに駆け抜ける白いかもめは、もう夏の雰囲気を見せている。
 
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ワンポイントフィールドガイド:長崎本線 多良−肥前大浦
 
  
 多良と肥前大浦のほぼ中間点、破瀬ノ浦にかかるカーブした鉄橋を撮影するポイント、A地点からは鉄橋を正面がちに、また広角レンズで海をバックに撮影することができる。特急かもめのほか、さくらの撮影にも良い条件。TOP写真は破瀬の浦の北側のみかん畑から撮影したもの。みかん畑にある農道からは海をバックにした風景を見ることができる。こちらは午後の光線状態が良い。
 
 
 
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実際に撮影に行かれる場合は、週刊週めくりメニュー下にある、ご注意を必ずお読みください
 

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