Vol.30

初夏の田園風景
     常磐線

  
 第22週 5月28日〜6月03日

  

伸び始めた稲の緑を揺らしてフレッシュひたちが走る
        この写真はDVD「魅惑の鉄道風景 七曜週めくり」の映像から取り込みました
  
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 常磐線のイメージは、上野駅や下町の雑多な風景を行く鉄道だ。しかし、少しだけ町を離れると、すぐに郊外を行く幹線の雰囲気になってくる。そこを走る列車は特急、各駅、貨物。いろいろな列車がひっきりなしに走る。写真を撮っていても、飽きない路線だ。
 
 
 上野から走り始めて、東京を抜けた常磐線の列車は、広い田んぼの風景を走るようになる。この季節の田んぼは稲が伸び始めて、明るい緑色の姿を見せてくれる。風が吹けば波のように揺れて初夏を感じさせてくれる。梅雨の近づく季節、束の間の青空が出た休日には、風と広い風景を探して、常磐線の旅はいかがだろうか。
 
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ワンポイントフィールドガイド:常磐線 友部−内原−赤塚
 
  
 初夏の田んぼや、次々とやってくる列車を撮影するポイント。
 A地点はTOPの画像を撮影したポイントで、内原駅から徒歩10分程度のオーバークロスする道路からの撮影になる。上り列車を撮影すると田んぼの中のカーブを走る列車を、内原駅方面を見て下り列車を撮影すると、直線を行く列車を撮影することができる。
 B地点は、上下線の分かれた区間で、上り列車を踏み切り付近から撮影する。200ミリ程度で、きれいな列車写真を撮影することができる。夕方が順光。

 
 
 
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実際に撮影に行かれる場合は、週刊週めくりメニュー下にある、ご注意を必ずお読みください
 

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