Vol.25

山あいの桜
     花輪線

  
 第18週 4月30日〜5月06日

  

山あいの小さな駅、見送りの人たちが・・
        この写真はDVD「魅惑の鉄道風景 七曜週めくり」の映像から取り込みました
  
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 花輪線は東北の山岳地帯を横断する、いくつかのローカル線の中でもっとも北に位置する路線だ。その路線は急な勾配を登り、谷間を縫うようにして敷かれている。山の気候で季節感が強いのもこの路線の魅力だ。春の桜、新緑、濃い緑の夏山、紅葉、雪・・・見事に季節が塗り分けられる。
 最近では、国鉄時代の色に塗りなおされたディーゼルカーも走り、ファンの間では話題になっている。山あいの昔ながらの風景を行く昔ながらの色の車両。ちょっと時間を遡ったような風景が広がる路線だ。
 
 
 ゴールデンウイークの期間に花輪線を訪ねてみた。あたりの山はようやく芽吹き始めたくらい。冬枯れから少しだけ暖かい雰囲気に様子を変えていた。そんな風景の中でひときわ目を引いたのが、小さな駅に植えられた桜だった。真っ白、ピンク。その鮮やかな色は、まだ濃い色の山を背に浮き立って見えていた。
 カメラをセットして列車を待つと、休みの間に遊びに来た親戚を送るのだろうか、ひと家族がホームに集まっている。楽しそうに話をしているときに遠くから列車の音が響き、いっせいに振り返る。そして盛んに挨拶を・・・映画の1シーンを見ているような風景だった。
 
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ワンポイントフィールドガイド:花輪線 小屋の畑駅
 
  
 小屋の畑駅に植えられた桜と入線してくる列車を撮影する。例年の咲き具合だとゴールデンウイーク中が見ごろになる。撮影ポイントは駅から少し離れた雑木林の近く。TOPの画像だと300ミリくらいで撮影している。午後が順光になる。
 
 
 
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実際に撮影に行かれる場合は、週刊週めくりメニュー下にある、ご注意を必ずお読みください
 

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