Vol.17

流氷の海
     釧網本線

  
 第10週 3月05日〜3月11日

  

流氷と知床連山を眺めて走る
        この写真はDVD「魅惑の鉄道風景 七曜週めくり」の映像から取り込みました
  
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 道東に敷かれた約170キロのローカル線が釧網本線だ。その沿線は多彩な風景で満たされている。釧路近くの湿原に始まり、山越えの急勾配、硫黄山や斜里岳、知床連山と言った山を望み、オホーツクに近づくにつれて広がる北海道らしい雄大な畑、そしてオホーツク海。長い車窓を飽きさせることのない路線だ。
 
 
 例年2月頃接岸するオホーツク海の流氷だが、年によってまったく接岸離岸の時期が異なる。その中でも接岸している可能性が高いのが、2月下旬から3月上旬、それも止別-知床斜里間だ。
 運悪く西風が吹いて流氷が離岸してしまうような時でも、この区間では知床半島にひっかかる形で流氷が残る。鉄道と流氷を撮るのに一番安全な場所なのだ。更にこの季節には流氷の合間に青い海が見えることが多い、一面の流氷になってしまうと、雪原のように見えてしまうオホーツクも、このタイミングにはきれいな流氷の雰囲気を見せてくれる。穏やかに晴れた日には白い山々を見渡して、雄大な風景を見せてくれる取って置きのフィールドだ。

 
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ワンポイントフィールドガイド:釧網本線 止別−知床斜里
 
  
 オホーツク海とローカル線を撮影できるポイント。A地点はTOP写真を撮影したポイント。駅前からニクル湖の脇を通る道を進み、舗装路が直角に曲がったところを更に直進して道なりに線路脇に出たところ。雪の少ない時には舗装路から10分程度だが、雪の深い時には除雪していないので、それなりの装備と時間を見積もっておく必要がある。B地点はA地点から見える丘の上からの撮影、MENUページの流氷をバックにカーブを撮影した写真がこのポイントからの撮影。両地点とも午後の光が良い。
 
 
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実際に撮影に行かれる場合は、週刊週めくりメニュー下にある、ご注意を必ずお読みください
 

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