Vol. 10 |
第10話 南部縦貫鉄道−冬 |
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青森県の野辺地から七戸へと伸びていた南部縦貫鉄道。走っていたのは小さなレールバスだった。シフトレバーでギアを変えながら走り、2軸の車両は曲がった線路で良く揺れていた。 1997年5月に休止、再び走り出すことなく2002年8月には正式に廃止になってしまった。 東北方面に撮影に出て、連日の撮影に疲れてくると、「ちょっと南部縦貫に行こうかなぁ」などと考える・・・そんな路線だった。運転本数も多くはないし、何よりものんびりとした雰囲気が好きだった。 今回は、95~96年の冬に撮影した写真から、数枚をアップします。 |
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野辺地発の一番列車、朝の光が小さなレールバスを浮かび上がらせた 南部縦貫鉄道 中野−営農大学校前 |
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冬にしては暖かい日、でも川の中は冷たかった。 薄く引いた排煙が漂う、穏やかな冬の日 南部縦貫鉄道 中野−営農大学校前 |
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夕方になって雪が降り始めた。朝方ラッセルされた線路も 翌朝には雪の中に埋もれる 南部縦貫鉄道 営農大学校前−盛田牧場前 |
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アップダウンの直線を行く。 ヘッドライトにレールが輝いていた 南部縦貫鉄道 営農大学校前−盛田牧場前 |
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何気ないアングル。でもレールバスの小ささが分かって好きな写真 南部縦貫鉄道 盛田牧場前−七戸 |
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冬の晴れ間にレールバスが駆けていった 南部縦貫鉄道 坪川駅付近 |
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