Vol. 21
 
第21話 ’80年山都の橋梁夕景
 
 秋の風景を求めて磐越西線を歩いていた時のこと。昼間から強烈に光が強くて、夕景が美しくなる。そんな予感がしていました。できるだけ空の撮影が出来る場所として選んだのが山都駅近くにある一の橋橋梁でした。
 だんだん日が傾くにつれて、出てきた雲も良い感じです。
 ぎらぎらした逆光の撮影に始まって、日が沈み、空が見事に焼けるまでの時間、刻々と変わって行く空を堪能することができました。
 その後、夕日を狙うたびに思い出す、たった一日の光景です。
 

 
 太陽が西に傾き始めると、雲が眩しく光り始めました
 
磐越西線 喜多方-山都
 
 
 
 夕方の照り返しを受けて、風景が紫色に染まりました
   
磐越西線 喜多方-山都
 

 

 
 夕暮れの光の中、轟音を上げて鉄橋を駆けてゆきます
 
磐越西線 喜多方-山都

 
 

 
 新津に向かう客車が走る頃、高い空に広がった雲が茜色に変わっていました
 
磐越西線 喜多方-山都

 

 
 そしてこの色。撮影していて感動した夕景の色です
 
磐越西線 喜多方-山都

 

 
 東の空ですら、この色。全天が美しく染まっていました
 
磐越西線 喜多方-山都