従来から作ってみたかったモノを作れた。そんなDVDになりました。
2003年の12月に編集を始めて、2004年3月の発売予定で進めていたのですが、仮編集の段階で納得のいかない部分が出て、追加撮影、再編集を繰り返して結局9ヶ月遅れの12月発売になってしまいました。2002年にこのホームページ上で予告をしてからの遅れ、本当にすみませんでした。
　ただ、その分完成度が上がり、納得のゆく出来になったと思います。
　
＜このDVDでやてみたかった事＞
　
たっぷりの走行映像
　2巻3時間で３５８シーン、走行映像を中心に美しい汽車の映像を盛り込みました。
気持ちよく見れる構成
　路線や地域に捉われず、季節や風景のテーマで構成しています。ひとつのテーマでも、全国各地の列車に飛びますが、違和感のない構成を目指して作りました。
気持ちの良い音楽
　ディレクターの今井洋による曲イメージは、映画のような雰囲気を狙いました。
迫力の蒸気機関車音（音楽off機能）
　今回が始めてですが、音楽をoffして、汽車の生音を楽しんでいただけるようにしました。音楽onで、offでいろいろに楽しんでいただけると思います。
駅間など情報提供（ガイドブック封入）
　テロップは映像を楽しんでいただくために初期設定ではoffになっています。メニューから路線名と列車名だけのテロップがonにできます。更に各巻に絵コンテ集（ガイドブック）が付属し、汽車の写るすべてのシーンに駅間や背景の山など解説を入れています。
きっちりとした解説（機関車解説、列車解説）
　テロップの監修、ガイドブックの機関車解説、列車名解説には鉄道情報の第一人者「坂正博（JRR）」が担当しています。
写真集封入
　これも始めての試みとして、DVDトールケースサイズの写真集（１６ページ）をVol,1、Vol.2それぞれに封入しました。
　　
汽車のイメージ映像（映像特典）
　以前から挑戦したかったデジタルエフェクトを駆使した幻想的な映像を「煙・幻想」（7分）と言うテーマでVol.1の映像特典として、また汽車のモノクロプリントをイメージしたハイコントラストの世界「煙・幻想」をVol.2の映像特典にして載せてみました。